横浜の男性がアディダスを提訴、シューズで転倒、重傷/神奈川

 靴底を不安定にすることで、筋力向上などをうたったトレーニングシューズ「リーボック イージートーン」を履いて転倒し、重傷を負ったとして、横浜市港北区の男性(59)が製造元のアディダスジャパン(東京都港区)に約2300万円の損害賠償を求めて横浜地裁に提訴していたことが20日、分かった。同日開かれた第1回口頭弁論で、アディダス側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 イージートーンは靴底に空気が注入された構造で、傾斜や不安定な状態を意図的に作り出した靴。「エクササイズ効果を生み出す」などの宣伝で人気を集めている。

 訴えによると、男性は2012年8月、イージートーンを通常の靴と認識して購入。同9月にこの靴を履いて外出した際、階段でバランスを崩して転倒し、首の骨を折るなどの重傷を負った。男性は約1カ月入院し、筋力低下などの後遺障害が残った。

原告側は、同社には製造物責任法に基づき欠陥商品を製造した責任がある上、店頭で購入者に対し靴の特徴について周知徹底させるのを怠った、と訴えている。


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1403200035/


参考:リーボック イージートーン
公式サイト
http://www.reebok.com/ja-JP/landingpages/easytone/

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キャプチャ


製品CM

リーボック・イージートーン - Wikipediaより

イージートーン(EASYTONE)は、イギリス発祥のスポーツ用品ブランド「リーボック」が販売する「美脚・ヒップアップ」などの美容効果を前面に押し出したスポーツシューズ。2009年2月に販売を開始。

コンセプトコピーは「履くだけのジム」。「ジムに通えない」「トレーニングする時間がない」といった働く女性向けに開発された[1]。ショッピングや通勤・通学、さらには散歩など日常の歩行で、より多くのカロリー消費を可能にするとしている。最大の特徴は「バランスポッド」と呼ばれる空気が注入されたソールで、ソフトなクッションの上に載ったような微妙な不安定さが、ハムストリング筋、ふくらはぎ、大臀筋など美脚、ヒップアップに欠かせない筋肉を鍛える。
高いフィット感を提供することを目的に、縫製にアッパー部から縫目を排除した「SMOOTHFIT」を一部のラインナップに採用。デザインは、スポーティーなタイプ、普段着で履けるタイプ、さらにはサンダルタイプが用意されている。

バランスポッド[編集]
バランスポッドとは、シューズの裏のつま先とかかとの部分に付いている空気の入った二つのパッドのこと。2009年9月24日放送のスーパーモーニング(テレビ朝日)で小木アナウンサーは、「フワフワしていて、まるで月面歩行をしているよう」と履き心地を表現している[2]。また、2009年1月16日にワールドビジネスサテライト(テレビ東京)の「トレンドたまご」では、「見た目ほど不安定ではないが、足の中心に意識がいく」「砂の上を歩くような負荷がかかる」と紹介している[1]。

リーボックはバランスポッドの効果として、一般的なウオーキングシューズ(Reebok HEX Express)を履いた時の筋肉負荷と比べて、ヒップで28%、ふくらはぎで11%、太ももで11%それぞれ高くなるとしている[3]。


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